プロフィール

2015年10月22日木曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。




■「運命を開く道」
・稲盛和夫(京セラ名誉会長)

【"運命"は変えることができる】

(稲盛和夫)
人生とは「運命」という縦糸と「因果の法則」という横糸で織りなされています。しかし、「運命」は不変ではありません。善きことを思い、善きことに努めていくことで、よき結果が生まれるという「因果の法則」を使うことによって、人生を素晴らしいものにすることができることを、中国の古典である『陰しつ録』を引きながら、お話ししてきました。

『陰しつ録』とは、中国の明の時代に書かれたもので、人は運命に従い、運命のままに生きる必要はない。善きことを思い、善きことを実行すれば、人生はよい方向へと変わっていくということを、「立命」ということで説く、物語仕立ての書物です。

人生には、確かに運命というものが存在します。その運命を自分で知ることはできませんが、自分が辿っていく人生というものは、生まれたときから決められているのだと思います。

しかし、そのような人生を生きていく節々で、善きことを思い、善きことを実行していけば、運命はよい方向へと変わっていくのです。逆に人生の節々で悪しきことを思い、悪しきことを実行すれば、運命は悪い方向へと曲がっていくのだろうと思います。

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現在、私は81歳を迎えています。今、私は死というものを、肉体をこの現世に置いて、魂だけであの世へ旅立っていくことだと理解しています。つまり、死とは魂の新しい旅立ちだと考えています。

いずれは私も、魂の新たなる旅立ちの日を迎えることになるわけですが、それまで、この生きている間に、善きことを思い、善きことに努めることで、自分の魂を生まれてきたときよりは、少しでも美しいものに磨きあげていかなければなりません。

それこそが、この現世で生きていく目的ではないかと考え、今も努めています。

(月刊『致知』創刊35周年記念講演より)

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致知より



拳立て百回です。




今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。



押忍 石黒康之

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