中谷彰宏氏の心に響く言葉より…
メンタルを強くしたいと思うなら、マナーをよくすることです。
たとえば、クルマを運転していて窓からタバコを捨てる人は、眉間(みけん)にシワが寄って、不機嫌な顔をしています。
もともと不機嫌でイライラしている人が、クルマの窓からタバコを捨てるのではありません。
窓からタバコを捨てるというマナーの悪いことをするから、不機嫌になるのです。
新幹線で黙ってリクライニングシートをいきなり倒してくる人も、不機嫌な顔をしています。
うしろの人が不機嫌になるのは当たり前です。
原因は、行動の側にあります。
感情がもとで行動が起こるのではなく、行動がもとで感情が湧いてくるのです。
お弁当を食べている最中、前の人がいきなりシートを倒したためにお茶が倒れた時、その人の行動は2通りに分かれます。
1. 前の人に仕返しができず、うしろの人に仕返しをする。
2. 前の人に文句を言うかわりに、うしろの人に超感じよく「すみません、椅子を倒していいですか」と言う
そうすると、突然、感じの悪い人の次にあらわれた神様のような人になります。
前の人のおかげで、自分が神様になれるのです。
「うしろの人に仕返しをする」は、メンタルが下がります。
マナーの悪い人に感染してしまうのです。
「超感じよく言う」はメンタルが上がります。
この時、「なんだ前のヤツ」と、ムッとしないことです。
ムッとする人は、視野が狭いのです。
ふだんから負のオーラを出している人とかかわり合わないことです。
ただし、会社の中では接する人を選べません。
上司が怒鳴った時は、いきなりリクライニングシートを倒してくる人と同じです。
その時にムッとして、自分が勝てる相手に怒りをぶつけると、自分のメンタルはもっと下がります。
上司にいきなりリクライニングシートを倒された時は、「チャンスボールが来た」と思えばいいのです。
うしろの人に感じよく「すみません、椅子を倒していいですか」とキムタクのような顔で言うと、自分のメンタルが上がります。
メンタルが下がるような事態が起こった時は、メンタルを上げるチャンスなのです。
『メンタルが強くなる60のルーティン』PHP研究所
「嫌なことがあったら、自分に『ありがとう』といい、また、いいことがあったら、『感謝します』というといい」と、五日市剛氏は語る。
嫌なことやツライことがあったときは、ついイライラしてグチや泣き言や文句といったマイナスの言葉が出てしまう。
すると、マイナスの言葉がまたマイナスを呼び寄せ、悪循環になってしまう。
その負の連鎖を断ち切る言葉が、「ありがとう」だ。
誰かに嫌なことをされた時も同じ。
嫌なことをされたから、そのウップン晴らしに、自分より弱い立場の者にそれをぶつける。
それが負の連鎖となる。
しかし、「ありがとう」と同じで、嫌なことをされたら、反対に、他の人には超絶いい感じで接する。
それが自分のメンタルやパフォーマンスを上げることになる。
嫌なことをされたときは、「メンタルを上げるチャンス」と捉(とら)える。
メンタルを上げる言葉と行動の実践を重ねたい。
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