徳は毒のにごりを取ったものだ。
毒が薬という言葉もあるではないか。
毒になることでも、そのにごりを取れば
徳になるのである。
どんないやなことでも、
心のにごりを捨てて
勇んで引き受ける心が徳の心だ。
いやなことでも、辛いとかいやとか
思わないでやる。
喜んで、勇みきって引き受ける、
働きつとめぬく、
それが徳のできてゆく土台だ。
ばからしいとか、いやだなあという
にごった心をすっかり取って、
感謝と歓喜で引きうけるなら
辛いことほど徳になるのだ。
◆運命をひらく366の言葉
『常岡一郎一日一言』(常岡一郎・著)
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