神島魚市場での、競りで手に入れたのですが、さすがに、神島の漁師さん、兎に角、頑固なのです!
何回、「売ってくれ!」、とお願いしても、「駄目だ!」、と一点張りなのです!
昔のわしなら、ここで諦めるところなのですが、今のわしは、昔とは違います!(笑)
心をぐっと落ち着かせ、誰が、この漁師達のボス、親分なのか?、を観察する事にしたのです!(笑)
と、いうことで約三十分間、漁師さん達の動き、会話、等を真剣に観察していたのです!そうしたら、分からないものも、分かって来る様になるものなのですね!
そうして、暫くして、わしは、ある一人の不良の本職バリバリに見える老人に、照準を定めました!
そして、その不良の本職バリバリに見える老人に話し掛けたのです!
ここで、一つポイントがあるのです!
皆さん、分かりますか?
ただ、「タコを売ってくれ!」、では絶対に駄目なんですよ!
(笑)
さて、そのポイントとは、
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それは、話し掛ける時、左手(ここがみそ)、に三千円位の現金を、そのボス漁師にこれ見よがしに、見える様に握りしめて、そして、そのボス漁師の目が現金に確実に移ったのを確認してから、なにみよがしに、一言・・・・・・・・・
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「漁師さん、大変だね!神島のタコは最高だね!」
と、囁くのです!(笑)
(大切なのはこの時、絶対に「売ってくれ!」、なんて事を口が避けても言っては駄目なんですよ!(笑))
そして、この「神島のタコは最高だね!」、の、一言を言ったら、もう大丈夫!
そしたら、向こう(ボス漁師)から、「おい、兄ちゃんこのタコ、持ってくか!、好きなやつ持ってていいぞ!」、と言って来るのです!
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そうやって手に入れた、大切な大切なタコさんなのでした!(笑)
ジャンジャン!(笑)
押忍! 石黒康之
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