プロフィール

2017年3月15日水曜日

無敵とは、敵がいないこと

無敵には戦って勝ち抜く無敵と、
戦いとは無縁で「好意の恩返し」の中で
『味方だらけの世界』で経営する
「戦わないで繁栄する」無敵が
あります。

無敵な経営の本質は、
「自分だけでなく相手も富ませる」
ことによって自分も富んでいく
経営にあります。

自分だけが富んでいると相手が細る、
そうするとやがて
自分も細ることになる。

相手にも利を
もたらしてあげることで、
相手に幸せ感をもたらし、
やがて自分が富むことになるのです。

つまり自分だけでなく、
周りの人々にも利(喜び)を
もたらし、社員と共に
顧客と取引先や地域に
喜びをもたらすことを目ざす。

すると世間から
信頼と感謝の言葉が届き、
社員に生き甲斐と
仕事の価値を目ざめさせる、
その世間からの信頼と感謝によって
社員が更に仕事に喜びを見つけ、
生き生きと働くような
新しい就労のシステムにする。

こうしてあなたの会社が、
社員とその家族、地域の人々、
国の安定・平和感の醸成に
寄与することを目ざすならば、
地域からの限りない支持を
得るでしょう。

また会社がそうなった時、
社員の家族と地域と国から
必要とされ、会社存続の永続性を
得ることができるでしょう。

つまり「味方だらけ」の世界が
築かれます。

そこには古い思考の
「戦う必要」などなく、
お客に喜ばれ、人々の役に立つことが
誇りとなる会社となるのです。

「相互繁栄」をもたらすことによって
作り出される経営環境こそが
新しい味方だらけの世界観です。



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「我流人生論
 ——人生繁栄の法則を知って」

(『致知』2003年7月号掲載)


致知出版社様メルマガよりシェアさせて頂きました。


押忍!

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