西田文郎氏の心に響く言葉より…
「ぼちぼち」稼ぐ人と、それ以上に稼ぐ人の違いは何なのか。
モチベーションの違いである。
「売ろう」というモチベーションで、それを行えば、単なるテクニックがあるだけだ。
一方、「お客さんを喜ばせたい」というモチベーションで行えば、単なるテクニックではなくなる。
どうしたら喜んでもらえるか。
それを真剣に模索するエネルギーが湧いてくる。
他人を喜ばせたいと真剣に思えるかどうか。
「たくさん儲けて自分を喜ばせたい」と思うのは簡単だが、「この人に喜んでもらいたい」と思うのはけっこう難しい。
他人を喜ばせたい…そう思えるのはひとつの能力であり、過酷な競争を勝ち抜くのに一番必要な能力である。
私はそれを「他喜力」と呼んでいる。
〇 消費者を喜ばせようとする他喜力が、ヒット商品を生み出す
〇 お客様を喜ばせようとする他喜力が、店にお客様を集める
〇 会社の上司を喜ばせようとする他喜力が、自分を優秀な人材にする
〇 会社の部下を喜ばせようとする他喜力が、チームの生産性を上げる
〇 配偶者を喜ばせようとする他喜力が、幸せな夫婦をつくる
「売りたい」というモチベーションは、金銭の獲得を目的とする。
「喜ばせたい」というモチベーションは、相手の心の満足や幸福を目的とする。
だから人の心に対する想像力や洞察力、察知力、また共感力も、まるで違ってくるのである。
「他人を喜ばせたい」というモチベーションが、顧客・消費者の心に対する私たちのセンサーを研ぎ澄ませ、今何が一番必要であるかを、ひらめきとして教えてくれる動物的カンを育てる。
多くの人は誤解しているが、競争とは決して他人を負かすことではない。
他人をいかに喜ばせるかということであり、その結果として、競争に勝つのである。
それが今日のような高度消費社会における競争の本質になっている。
●勝ち組とは、人をたくさん喜ばせた人たちである。
●負け組とは、人を喜ばせなかった人たちである。
『大きく稼ぐ経営者になる脳のアップグレード術』現代書林
どれだけ多くの人を喜ばせたかによって、その人の人気度が決まる。
スポーツ界でも、芸能界でも、政治の世界でも、会社や商品でも、それは同じだ。
人気が高ければ、多くのファンや支持者や協力者が増える。
反対に、人を喜ばせなかった人は、不人気で、評判が悪く、人が寄りつかない。
自分の利益ばかり考えている、自己中心的な人だ。
人を喜ばせる人には、愛の言葉がある。
人を気づかい、相手をほっこりさせる「愛語」だ。
人の心を温かくする一番の贈り物は、愛語という温かな言葉。
逆に、人をがっかりさせ、落ち込ませ、嫌な気持ちにさせるのは、愛のない冷たい言葉。
人をたくさん喜ばせる人でありたい。
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