伊藤羊一氏の心に響く言葉より…
プレゼンというと、資料を作って、人前で何かを話す、その局面だけを切り取って語られることが多いです。
でも、そうやって人前で何かを伝えるのは手段です。
ゴールは、何かしらの形で「相手を動かす」ことです。
いくらきれいに資料が作れたとしても、いくら流暢に話ができたとしても、相手が動かなければ、まったく意味がありません。
なぜプレゼンをするのか。
相手が自分が望むゴールにいないからです。
とにかくゴールに相手を動かしていく。
これが求められているのです。
だから「動かしてなんぼ」なのです。
そう考えると、たとえばプレゼンに至る前の根回しとか、そもそも席配置をどうするか、直前の軽い挨拶、その後のフォローなど、前後のアクションもトータルで設計していくことが大事です。
とにかく「相手が動くために、できることすべてをやりきる」ことです。
たとえば私は、社外で講演をする時、始める前に可能な限り聞き手の方々とコミュニケーションをとり、聞き手との距離を縮めておくということをよくやっています。
また、上司に何か提案する際には、事前に可能な限り「こういう話をするんだ」という情報を細切れで投げ続け、「心の準備」をしてもらうようにしていました。
また、あえてプレゼンに複数の「ツッコミどころ」を用意しておき、プレゼン後の質疑応答が活発になるように準備することさえあります。
逆にいえば、プレゼンの本番その場だけで相手が動かなかったとしても、まだチャンスはあるわけです。
終了後に手を変え品を変え色々なことを行って、最終的に相手が動けば、それでゴールは達成です。
「動かしてなんぼ、相手のが動くためにできることはすべてやりきる」
そんな意識を持って臨みましょう。
『1分で話せ』SB Creative
伊藤氏は「1分で考えよ」について本書の中でこう語る。
『話には結論と根拠があり、その結論を一番上に、根拠をその下に並べたものです。
根拠は複数あることが多いので、三角形、つまり、ピラミッドのような形をしているので、「ピラミッドストラクチャー」といいます。
このピラミッドがしっかり組めれば、話が長くなったり、伝わらなかったりすることはなくなります。
「これが結論です」
「理由はAでBでCだからです」
「わかった、了解」
これだけです。
「1分で考えよ」の根幹はここにあります。
まず伝えようとすることの骨組み、つまり結論と根拠のセットを構築します。
これができれば驚くほど説得力を増す伝え方ができます。』
それは例えば…
「私の言いたいことは〇〇です。
その理由は3つあります。
1つ目は〇〇、2つ目は〇〇、そして、3つ目は〇〇です」
というのが、ピラミッド構造のスピーチ。
ピラミッド構造で、1分間に話をまとめ…
相手を動かすスピーチを身につけたい。
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シェアさせていただきました。
押忍!
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