2018年7月22日日曜日

国民教育の師父といわれた森信三先生の「森信三先生語録」をご紹介させていただきます。

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【下座の経験】

人間下座の経験なきものは、未だ試験済みの人間とは言うを得ず。唯の三年でも下座の生活に堪え得し人ならば、ほぼ安心して事を委(まか)せうべし。

【生命の振幅】

人は生命の振幅広きがよし。坂上田村麻呂は怒れば鬼神も挫(くじ)き、笑えば三歳の童子もなつきしという。

【私と公】

私欲に基づく努力は、何時かは必ず行き詰るものなり、之に反し公の為にする場合は、真の行き詰りというものなし。

噴水は大いなる水源でありてこそ持続もすれ、自ら汲み上げるのでは、そのうち疲れを生じて中止になる他なきものなり。

【教室の空気】

水も洩らさぬていの学級経営をしている教室へは、一寸足の踏み込み難き感がするものなり。例えば机の端を揃えるだけでも、教室の空気は大いに引き締まるものなり。

【馬鹿になり切る】

人間真に打ちこめば、頭のよしあしは問題にならず。人間功を為す、必ずしも難からず。ただ馬鹿になってどこまでも続ければよし。ただ馬鹿になり切れる者世に少なきのみ。

【人生二度なし】

男一匹ズブリと頭まで水中に没して、馬鹿になって思い切り離れ業を演ずべし。人生は二度なきが故に。

【比較せずに】

すべて比較が迷いの根元なり。されば他人と自分を比較せぬがよし。比較するゆえ気がもめるなり。確固たる根を張るまでは、息のつづく限り水を潜って、他人の泳ぎ振りなど見ぬがよし。

【返事一つに】

返事の仕方一つにも、その人の人柄は現われるものなり。わずか一秒早くても、そそっかしやと言われ、これに反し一秒遅れても、不承々々の返事と思われるなり。


森信三語録 下学雑話
森信三 著
致知出版社
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森信三先生は、以下にある「人間の一生」という文章を精力的に広めることを推奨していたそうです。

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「人間の一生」(読み人知らず)

職業に上下もなければ貴賤もない。

世のため人のために役立つことなら、何をしようと自由である。

しかし、どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。

すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。

それから十年本気でやる。

すると四十までに頭をあげるものだが、それでいい気にならずにまた十年頑張る。

すると、五十までには群を抜く。

しかし五十の声をきいた時には、大抵のものが息を抜くが、それがいけない。

「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年頑張る。

すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。

だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、それから十年頑張る。

すると、七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。

しかし、それからまた、十年頑張る。

するとこのコースが一生で一番面白い。

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「人生二度なし」という言葉をよく語ったそうです。

一度きりの人生です。

どう生きるか、どんなことをして、どんなものを後世に遺していくのか。

すべては自分が選ぶ生き方次第。

楽をして自分だけ得をしようと思えば、きっと苦労して何も遺さない人生になるでしょう。

必死に頑張って周りの人や公のために生きる人こそ、70になっても80になっても面白く充実した人生を送ることができるのでしょうね♪

今日を、今を、もっともっと一生懸命生きていこうと思いました。

※魂が震える話より


相田公弘様Facebookページよりシェアさせていただきました。


押忍!

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