陰徳とはまさに、この少年のような生き方ではないでしょうか。
_______
石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。
普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。
優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。
しかし、彼は違いました。
「お婆さんの足代わりになってあげよう」と思った彼は、その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。
しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。
彼の家族でさえ、最初は知らなかったといいます。
また、彼が受験を控えた中学3年生のとき、お婆さんが気遣って、手伝いを辞めることを勧めます。
しかし、彼は1~2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。
彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。
_______
「ちょっといい話」
佐藤光浩 著
アルファポリス文庫より
_______
困っている人がいたら助ける。
それは、決して「良いことをする」訳ではなく、当たり前のことをしたまで。
そう思えたなら、思いやり溢れる世界になっていきますね♪
ボランティアとは、「陽徳」
こっそりするのが「陰徳」
聖書に、こんな言葉があります。
「人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません」
あるボランティア団体の方が言っていました。
「ボランティアという言葉を無くしたい」
つまり、当たり前のことを、当たり前にしているまでで、特別なことをしているつもりはないのだとか。
この少年のように、損得なしに、近くで困っている人がいたら助ける大人が増えたら素敵ですね♪
※魂が震える話より
相田公弘さんFacebookページよりシェアさせて頂きました。
押忍!
0 件のコメント:
コメントを投稿