プロフィール

2018年7月29日日曜日

陰徳あれば陽報あり

陰徳とはまさに、この少年のような生き方ではないでしょうか。

_______

石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。

普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。

優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。

しかし、彼は違いました。

「お婆さんの足代わりになってあげよう」と思った彼は、その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。

しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。

彼の家族でさえ、最初は知らなかったといいます。

また、彼が受験を控えた中学3年生のとき、お婆さんが気遣って、手伝いを辞めることを勧めます。

しかし、彼は1~2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。

彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。

_______

「ちょっといい話」

佐藤光浩 著

アルファポリス文庫より

_______

困っている人がいたら助ける。

それは、決して「良いことをする」訳ではなく、当たり前のことをしたまで。

そう思えたなら、思いやり溢れる世界になっていきますね♪

ボランティアとは、「陽徳」

こっそりするのが「陰徳」

聖書に、こんな言葉があります。

「人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません」

あるボランティア団体の方が言っていました。

「ボランティアという言葉を無くしたい」

つまり、当たり前のことを、当たり前にしているまでで、特別なことをしているつもりはないのだとか。

この少年のように、損得なしに、近くで困っている人がいたら助ける大人が増えたら素敵ですね♪

※魂が震える話より


相田公弘さんFacebookページよりシェアさせて頂きました。


押忍!

0 件のコメント:

コメントを投稿