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2018年7月28日土曜日

商売の極意

【もうかってる感じは大切】



斎藤一人さんの心に響く言葉より…


たいていの仕事ってね、暇より忙しいほうがいいんです。

それでも暇なときは、忙しい波動を出すといいんです。

ただ、忙しそうにすればいいんだよね。


例えば、私が洋服やさんをやっているとするよね。

それで、お店にお客さんが入ってくる。

そのとき、暇だからって「何をお求めですか?」なんて声かけちゃいけないの。

なぜかって言うと、お客さんは「的をかけられた」って感じるから。

そういうときは、よそで服をたたんだり、値札をつけかえたり、何でもいいから忙しそうにしているんです。

そうすると、お客さんはそれぞれ好きなように店内を見て歩く。

で、何か用事があるときは、「すいません」って呼ばれるから、そのきに初めて「はい、何でしょう」って言えばいいの。


「お店が忙しい=いいもの」

お客さんって、だいたいこんなイメージを持っているんです。

だから、お店の人は、いつも忙しそうにしなきゃダメなの。

お客さんを安心させるためなんです。


例えば、おそば屋さんで出前が忙しいとするよね。

そのとき、黙って出前していたら、相手には忙しいってわからないんです。

だから、配達ついでに、さりげなく「いやぁ、出前が忙しくてお待たせしちゃってすいません」ぐらい言うの。

それを言うか言わないかで、天と地ほどお店の印象って違ってくるんです。

忙しいお店だって思えば、お客さんは「ここは人気店なんだな、また注文しよう」ってなるかもしれない。

だけど、暇そうな店だと感じたときは、「次は違う店で注文しよう」と思うかもしれないよね。


それでね、相手に忙しいことが伝わったら、服装なんかもちょっとずつ変えるの。

相手は、ちょっと腕時計が変わっただけで「ここの店長さん、いい時計をしているから、このお店はもうかってるんだな」って気づくものなのです。

お客さんって、意外にいろんなことを見てるものなんです。


『斎藤一人 お金に嫌われない大成功の仕組み』マキノ出版




斎藤一人さんは、本書の中でこう語る。

『あんまりみすぼらしい服装をしてたら、誰だって「この人と取引して大丈夫だろうか」って思うよね。

要するに、キレイで豊かそうに見せるのは、お客さんのためなんです。

ひいては、それが自分のためにもなるの。

もうかってる感じって、たいせつなんです。

なぜかって言うと、もうからないのは、ろくなことしてないからなの。

正しいことをしていたら、もうかるようになってるの。

だから、お客さんは繁盛している店で買い物したいんだよね』


貧相で、貧乏たらしい感じがする人には、貧乏神がつきやすい。

反対に、福の神がよってくる人は、福相で、余裕があって、もうかってる感じがする。


見た目が9割という言葉があるが、まわりからどう見られているのか、はとても大事。

それが、その人の印象となり、ブランドとなっていくからだ。

もうかっている感じがする人には、景気のいい話が次々と舞い込むが、どうみてももうかっていなさそうな人には辛気臭(しんきくさ)い話しかやってこない。

もうかっている感じがする人でありたい。





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