石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。
いつもありがとうございます。
「プロというのは寝ても覚めても
仕事のことを考えている。
生活すべてが仕事。
そこがアマチュアとの絶対差だ」
相田一人(相田みつを美術館館長)
仕事に対する態度は若いころも晩年も変わりがありませんでした。
夕方からアトリエに入り、興が乗れば徹夜をして書き続けました。
夜、仕事をするのは雑音が少ないからだといっていました。
仕事を始めると、私も妹も決してアトリエには近づきません。
子煩悩で昼間は私たちをかわいがってくれましたが、
夜になると一変してしまいます。
父がアトリエに入ったら
行ってはいけないといわれていましたが、
足を踏み入れると、恐ろしくなるような緊張感があって、
いわれていなくても近づける雰囲気ではありませんでした。
食事の時間が来ると母が声を掛けますが、
興が乗っているときはまったく顔を見せません。
疲れるとゴロンと横になって、
指で天井に字を書いていました。
「何をしてるの?」と私が尋ねると、
「プロというのは寝ても覚めても仕事のことを考えている。
生活すべてが仕事。そこがアマチュアとの絶対差だ」
と。リラックスしているときでも、
頭の中は書のことでいっぱいだったようです。
致知より
拳立て七回です。
今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。
押忍 石黒康之
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