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2015年7月12日日曜日

今日の言葉2

本日、二つ目の今日の言葉となります。

宜しくお願い致します。



☆☆☆

本日は、相手の幸せを自らの喜びとする
「和」の精神をテーマにした対談からピックアップ。

日本という国にはどんな魂を持った人が多いのか——。
仕事や人間関係がうまくいく秘訣とは何か——。


これを読めば、私たち日本人の中に眠る
DNAが呼び覚まされます。


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    「日本人と人を思いやる心の関係」
 
  小林正観氏(心学研究家)×神渡良平氏(作家)

    
     ※『致知』2008年8月号
      特集「人生を潤す言葉」より


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【小林】 

道元が、二人の弟子のうちどちらに
跡を継がせるかを決めた時の話があります。

二人とも大変優れていたそうですが、
一人は慈悲心が足りないので
選ばなかったのだそうです。


日本という国は、この慈悲心、人を思いやる心だとか、
温かい心というものをたくさん含んだ魂を
持っている人が集められているらしいんです。

そういう日本だからこそ間違いなく
通用する方程式があります。


日本で商売をする時に、
どうやって儲けるかということばかり考えてやると、
その問いが間違っているために答えが出ない。

だけど、どうしたら皆に喜んでもらえるか、
と考えるとすべて答えが出てくる。


人に喜ばれることをやっていると、
仕事も人間関係も間違いなく
うまくいくのが日本という国なんです。

もちろん、相手に喜ばれるように
やっていったらどの国でも通用するとは思いますが、
特に効果が高いのが日本らしいんです。


【神渡】 

おっしゃるとおりだと思います。

例えばイスラムの人たちは、
謝るということを絶対しません。

インシャーラ、つまりこれは
神の思し召しでそうなったのであって、
自分が悪いのではないと逃げてしまいます。


アングロサクソンも、
「アイム・ソーリー」
と謝ってしまったら訴訟に負けるから、
絶対に言いません。


そういう意味からしても、
日本人ほど柔らかい心を持っている
民族はいないという感じがします。


☆☆☆



致知より



押忍! 石黒康之

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