現実に起こっていないことに
悩まされるなという意味の禅語に、
「莫妄想(まうもうそう)」というのがある。
鎌倉幕府の執権・北条時宗が
元の襲来に心を悩ませていた時に、
無学祖元(むがくそげん)が投げ掛けた
言葉として知られている。
あれこれ悩むよりもなすべきことをなせ、
という決意を促す言葉といえるだろう。
悩みを持つ人は多い。
ビジネスリーダーとて何かを
決断する上で悩みはつきものだ。
しかし、くよくよと悩む
だけでは物事は前進しない。
特に、これをすればあの人に
後ろ指を指されるかもしれない
などと考え始めたら、
一歩も動けなくなってしまう。
そうではなく、自分が心の底から
「これでいこう」と
思ったことを実行に移す。
その際に行動を促してくれるの
が「莫妄想」なのだ。
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押忍!
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