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2016年6月16日木曜日

ーいわゆるA級戦犯の消滅ー

当時の国際法においては戦争は国家の権利であり、勝敗に関わらず責任など存在していません。

いわゆるA級戦犯に責任があるとすれば相手国ではなく、自国民に対して「戦争に負けた責任だ」と言われているのはこのためなのです。

アムネスティー条項と国際法に基づき、サンフランシスコ講和条約締結で、東京軍事裁判で下された戦争責任と犯罪は以後の効力を失い(つまり消滅)しているのです。

その上、アメリカ国会で「先の戦争は日本の侵略戦争では無く、国家自衛の為の戦争だった。
東京軍事裁判は間違っていた」。と2回も証言しているGHQのマッカーサーだけでなく、東京裁判のウエッブ裁判長もキーナン判事も、後に公の場で同様の発言をしていると言う重大な事実さえ知らされていない日本人なのです。

サンフランシスコ講和条約での例外規定は、第11条で、戦勝国の承認なく、戦犯の赦免をしてはならないと言うものです。

それで、国内状況も変わり、戦犯赦免の国会決議をGHQも承諾しました。

5回もの国会決議により、GHQが一方的に付けた戦犯と言う名称も完全に消滅し、刑死は法務死とされました。現在までこの決議を否認する新たな決議はなく、最終決議なのです。

それ故、戦後、中韓からはお詫び要求など一度もなかったのは当然で、東京軍事裁判で、いわゆるA級戦犯とされた重光葵は外相に就任し、さらに日本が国連加盟時の代表として全加盟国から拍手で迎えられたのです。不起訴になったとは言え岸信介は首相になりました。

さらに犯罪者は対象外とされている叙勲さえも受けているのです。もちろん、大多数の国民からの喝采はあっても反発はほとんどありませんでした。

戦前の日本が間違っていたと言うのならGHQの呪縛から解放された戦後の日本もまた間違っているのでしょうか。

いわゆるA級戦犯が存在すると言うのなら、非難を一番言うべきであろうこの間に、中韓は何一つ言って来ていないのです。

元々、「平和に対する罪」とか言うA級と「人道に対する罪」とか言うC級は後出しじゃんけんでしかない事後法であり戦犯は「捕虜虐待」のB級以外は存在していないのです。
おかしなことにB級でさえ住民虐待は該当せず訴追は捕虜虐待とされているのがほとんどです。

日本国民がこの正しい事実を知ると元々いないのですが、いわゆるA級戦犯は既にいないのだと言うことを理解できるでしょう。

この事実をもっと現在の日本人に拡散させるべき重要な事ではないでしょうか。



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