致知 今年の一月号に大切な、記事がありましたのでご紹介します。
対談は、潮谷愛一先生(九州ルーテル学院大学教授)と國米欣明先生(医学博士)のものです。
以下、抜粋します。
潮谷
「厚生労働省が保健所を通して妊娠中のお母さんに配布する母子健康手帳。それと一緒に配布される副読本が昭和四十年からこんな中身に変わっていたんです。「添い寝はするな」、「おんぶ、抱っこはほどほどに」。
これがすべての母親に配られた。別の言い方をすると、添い寝、抱っこ、おんぶ、おっぱいという日本式の優しい育児が放棄され、昭和四十年から西洋式に切り替わってしまっていたわけですね。
この時生まれた子供たちが中学三年になったのが校内暴力が起き始めた昭和五十五年なんです。さらに言うと、この子供たちが大学に入ります。この時についたあだ名が新人類とプッツンです。そしていまは親になってモンスターペアレンツ。」
國米
「四十四、五歳から下の人たちは、確かにそういう傾向があると思います。」
潮谷
「・・・・・・・・これをアメリカに当てはめると、アメリカにはおんぶや添い寝の習慣はありません。・・・・・・・・・西洋には日本の育児にはない特徴があるんですね。それは、キスとアイラブユーです。・・・・・・・・・・・・・・・・・ところが日本はそうじゃないでしょう。形だけ西洋式に切り替えてもキスはしないし、アイラブユーも言わない。親はどうしていいか分からない。・・・・・・・・・・・・・・・・」
放任主義について、
國米
「実は脳の発育から考えても放任は悪影響を及ぼすんです。脳を健全に発達させるには、愛情を注ぎながらも、あと一歩のところで我慢させる、抑制させるという訓練がとても重要になってくる。しかも、それを三歳までに出来るかどいかが、その子の将来を大きく左右するといっても言い過ぎではないんです。」
以上、まだまだ大切な話しが、沢山あるのですがここまでとします。
しかし、道場を運営していると、このお二人の先生方が仰っている事は現実問題な事ばかりなのです!
是非、皆様もご一読を!
今日一日、皆様が無事である事を神にお祈りします。
押忍!
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