プロフィール

2013年11月24日日曜日

若者たちへ

以下の文章は昨日の致知出版社様から頂いたメルマガの一部であります。


ワシ自身の20代を振り返って考えてみますに、業種こそ違え、全くもって同感の一語に付きます。


これから、世の中に出て行く若者たちには、どうかマスゴミなどが作る安易な社会風潮に惑わされ、流されることなく、

地に足をつけ、カッコ悪くても、同世代にバカにされ、笑われても地道にしっかりと生き抜いて(仕事をして)もらいたいと思います。


どうか、御一読の程をオススメ致します。




*****.
講演講師依頼受付サイト「講演依頼.com
で知られる株式会社ぺルソン。


登録講師数は5700名、
年間講演成約数は3000本に達します。


その経営トップとして同社を
業界のリーディングカンパニーに
成長させてきたのが渡邊陽一氏、46歳です。


いま注目の若手経営者が語った
「20代をよりよく生きるヒント」とはーー。


┌───────今日の注目ワード─────────┐



   「主題ある人生を送るために」
         


     渡邊陽一(ぺルソン社長)



      ※『致知』2013年12月号
        連載「20代をどう生きるか」より


└────────────────────────┘

     

最近になって、ふと考えたことがある。


20代前半、理想ばかりを追い求め、遊び呆けていた私が、
まだまだ途上ながら、経営トップとして事業を
発展させることができたのはなぜだろうか、と。


振り返れば、28歳で会社を設立してからは、
とにかく休む間もなく仕事に没頭していた。
この仕事の量が経営者としての筋力をつけてくれたように思う。


うちの20代の社員を見て感じるのは、
効率を求め、頭で仕事をしようとする子が多いということだ。


しかし、初めから質を求めても高い質には至らない。
やはり量を積み重ねることで質に転換するのである。


世間では「ワークライフバランス」「ノー残業」と頻りに騒いでいる。
これらを否定するつもりはないが、
これでは若者の仕事のスキルやパワーが半減してしまう。
私の経験上、そう思わざるを得ない。


20代は間違いなく仕事の量で決まると思う。


同時に、組織の中で絶対にトップを目指すべきである。
創業間もない頃、経営が立ち行かなかったのは、
それまで私が中途半端な営業マンだったからに他ならない。


トップを追い求めて、
結果として二番、三番になるのは仕方がないだろう。


しかし、中途半端な気持ちで仕事をしていたら、
一生冴えない人生で終わってしまう。


自分探しの旅に出ようなどと考える前に、
縁あって入社した会社で、
与えられた持ち場で、
まず一所懸命働くことだ。


20代は仕事に集中すること、
仕事に情熱を注ぐことが必要不可欠なのである。


最後に私が最も影響を受けた本の一つ、
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』に出てくる
秋山好古の言葉を贈りたい。


「主題ある人生を送るためには、
 人生は単純であるべきだ。
 余計なことに構わずに、
 ただその目的のためだけに生きよ」
 

 * * *

大手新聞社を2年で退職し、ニート生活。
その後転職した会社が1年で倒産……。

渡邊氏はいかにして人生のどん底から這い上がったのか。
*****


以上であります。



押忍 石黒康之

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