【幼児性の克服】
小林正観さんの心に響く言葉より…
もし、言いたいことがあるときは、お互いに意見を主張すればいいのですが、それは笑顔で言えばいいことであって、ケンカをする必要はないんですね。
大人になるということはケンカをしないということですから。
さらに、家庭のことで言いますと、同じ言葉を他人から言われたときに、怒らないで踏み留まることができるにもかかわらず、同じ言葉を妻から言われるとものすごく腹を立てて爆発してしまう夫がいます。
また、同じ言葉を他人から言われても怒らないけれども、夫から言われるとキレてしまう妻がいます。
それは、どういうことかと言うと、外では踏み留まる能力があるにもかかわらず、家庭では踏み留まらないということなんですね。
《踏み留まれない》のではなくて、《踏み留まらない》んです。
これを一言で言うと"幼児性"です。
実は、"幼児性の克服"のためにも結婚というものが存在します。
家庭を持って、妻に対して夫に対して、あるいは子供に対して、「私」が気に入らなくて爆発する、その「私」の"幼児性"を是正するために結婚というものがあり、家庭というものが存在します。
家庭というものは、ただ自分の思いを通すための甘える場所でも、ストレスを発散させる場所でもありません。
幼児性を削っていって大人になっていく作業の場所として、結婚があり、家庭が存在するということです。
『楽しい人生を生きる宇宙の法則』講談社
人それぞれ、その人の幼児性が出やすい場所がある。
たとえばある人は、飲食店やショップでのサービスや対応にキレてしまったり、怒鳴ってしまう。
ある人は、会社の中で、部下に怒ったり、怒鳴ったりしてしまう。
ある人は、家庭の中で、妻(夫)や子どもに対して、大声で怒ったりしてしまう。
怒鳴ったり、怒ったり、キレたりする場所は、多くは自分が反撃されたり、相手が向かってこないと自分自身が思い込んでいる場所。
何か言ったら、相手にボコボコにされてしまうと思えば、怒ったりせずに我慢する。
幼児性を持つ人は、自律(自立)していない人。
自分で自分を律することができない人、自分の感情を自己コントロールできない人。
相手を思いやったり、相手の立場に立つことができない。
「大人になるということはケンカをしないということ」
威張ったり、怒鳴ったり、キレたり、怒ったりするのはカッコ悪いし、粋じゃない。
つまり、大人じゃない。
どんなときも、ニコッと笑って静かに話ができる大人でありたい。
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押忍!
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