ある日の総裁稽古(内弟子のみ参加可能)のにて…、
*稽古中何かの拍子に、話しが国家論にいたり…、
「君たちぃ、
自分の国を自分が愛さないで、
誰が愛してくれるんだ!
自分を生んでくれた親を自分が愛さないで、
誰が愛してくれるんだ!
そういうことでね、君たち、
親孝行が全ての原点です。
親孝行する人間が、
組織に忠誠を尽くすし、
地域社会に忠誠を尽くし、
国家に忠誠を尽くすんだよ!
すなわち、
[孝を原点として他を益す]
極真の精神や!
そういった事も考えて、稽古するように!
稽古だよ〜 君たちぃ〜 」
極真 初代 大山倍達総裁
***
「このシリーズ、あくまでも、
わたし石黒が第十九期生として内弟子修行した三年間当時の、
拙い記憶、日記、メモをもとに書かせて頂いております。
強烈猛烈な師匠への憧れ、 尊敬、
何度でも何度でも、繰り返し繰り返し、同じお話をされる総裁。
その強烈なインパクトで、今もって総裁のお言葉が頭に耳にこびり付いております。
その辺りを御理解して読んで頂けると非常に幸いであります。
内弟子諸先輩後輩の皆様方、また優秀な極真会館、師範、先生、先輩、後輩の皆様方がおられる中、
誠に僭越では御座いますがあえて書かさせて頂いております、御理解の程をどうか宜しくお願い申し上げます。
いつも本当にお世話になりありがとうございます。
今後とも御指導御鞭撻の程を宜しくお願い致します。」
押忍!
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