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2017年11月25日土曜日

本当の意味での先祖供養

【先祖供養の本当の意味】


斎藤一人さんの心に響く言葉より…


先祖供養の本当の意味は、子孫であるその人のことを、「いてくれてよかった」って言う人が何人いるかなんだよ。

大きな仏壇を買うことが先祖供養じゃないの。

それは仏壇屋さんや宗教をやってる人が言うこと。

さらにいえば、それって商売なの。


仏壇に入っているのは仏様なんです。

それで30分も1時間も先祖供養のために念仏を唱えるっていうんだけど、お経って仏様の教えなの。

仏様が教えたことを仏様に向かって30分も1時間も話すって変だよね。

きっと仏様も、「それ、俺が言ったんだよ。だからわかってるから、外に行って実践しな」って言うと思うよ。


お経をあげるのがいけないって言ってるんじゃないの。

あげてるあいだは無心になれるし、そのあいだ、人の悪口とか言わないからそういう意味ではいいの。

でも、どうせだったら、意味も知ってたほうがいいよね。

さらに言えば、それを実践できるようにしたほうがいいよねってことなの。


だから先祖供養でいちばんいいのは、「あなたがいてよかった」って言ってもらうことなの。

あなたが生まれてきたのはご両親がいて、そのまたご両親がいたからなの。

先祖が誰一人として欠けても、あなたはこの世に生まれてこなかったんだよね。

子供をほめられたら親ってうれしいの。

だから、あなたがほめられることが、最高の先祖供養になるんだよ。


『変な人の書いた世の中のしくみ』サンマーク出版




死んだとき、神さまに二つのことを聞かれると言う。

一つは、どれだけ人の役にたったのか。

もう一つは、人生を楽しんだか。


どれだけ人の役に立ったかとは、どれだけ「陰徳」を積んだのか、どれだけ人から必要とされたのか、どれだけ喜ばれたのか、ということ。

つまり、一人さんの言う「あなたがいてよかった」という人が何人いるかということ。 


また、人生を楽しんだか、というのは、毎日デズニーランドにいるかのように楽しめ、ということではない。

そうではなくて、つらいことや、困難なこと、嫌なことを、見方や考え方を変えて、楽しんだかということ。

後から振り返ってみると、「あのときの大変なことがあったら、今の自分があるんだよね」と思うことは多い。

すると、その大変だったことに感謝できるし、楽しむこともできる。        


先祖供養の本当の意味は…

多くの人に、「あなたがいてよかった」と言われたい。




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