●よくオリンピックに魔物がいると言いますが、
魔物は自分なんです。
●褒めて育てることも大事だと思いますけど、
「いいぞ、いいぞ」って褒めちぎるだけでは
人は育たない。
道場さんのような本気の指導、つまり叱っていても根底に
「おまえならできる」っていう信頼と愛情があれば、
人は育っていくような気がします。
●僕はジュニア選手の指導をする際、
7秒ルールというのをつくっているんですよ。
7秒間の中で叱る。それ以上長い間叱ると、
子供たちはその場を凌いでいる感覚になってしまって、
もう聞いていない。
●(オリンピックで世界の頂点に立つような
選手に共通したものとは?と聞かれて)
共通しているのは「挫折」した経験がある
ということだと思います。
しかも、途轍もない挫折です。
それが最終的には一番の力になる。
だから、挫折を愛している人ほど強いですね。
●もう一つ共通しているのは、
諦めない心。ただ単に試合で負けそうな時に
最後まで諦めないということはもちろんですが、
周りから何を言われようとも、
自分の持っている才能や武器を信じて諦めない。
これだっていうものを貫き通せる。
それもまた、本当の強さになると思います。
●僕は小学校の時の担任の先生が、
「一生懸命という字ではなく、
一つの所に命を懸ける、一所懸命が正しいんだ」
と教えていただいて、それ以来、
「一所懸命」という言葉を大事にしています。
松岡修造
致知出版社様メルマガよりシェアさせて頂きました。
押忍!
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