「2種類の幸せ物質」
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人間の脳には、2種類の幸せ物質が存在します。
ドーパミンとセロトニンです。
富裕層の脳にはドーパミンが大量に分泌され、ジョブズのように禅的な幸せ感を持っている人にはセロトニン分泌が豊富であると考えられます。
ちょっと横道にそれますが、簡単に説明してみましょう。
ドーパミンは、ハングリー精神で活性化されます。
夢を抱き、ポジティブ思考で努力を続け、人を意欲的かつ渇望した状態にさせます。
そして、首尾よく夢が実現すると、大量にドーパミンが分泌されて、宙を舞うような快感を出現させます。
ドーパミンは間違いなく、人を幸せにさせる脳内物質です。
ところが、1つ欠点があります。
快感が長続きしない点です。
もっともっとと貪り続ける欠点を備えた脳内物質なのです。
それが嵩じると、依存症になります。
この罠にはまってしまうと、容易に抜け出せません。
夢が実現できないと、ドーパミン神経が暴走し、何が何でも手に入れようと、人の心を狂わせます。
このような人間の心を、仏教では、「貪りの執着」として、否定的にとらえます。
一方、セロトニンは、すでに説明したように、最適な覚醒状態を作ります。
貪り・怒り・不安をコントロールして安らかな心を形成し、自律神経を整え体調を良くし、姿勢や顔つきをはつらつとさせ、痛みや不快感を軽減させます。
仏教の言葉では「足るを知る」といわれる幸せ感を形成します。
ジョブズは、後者の生活を貫いていますから、間違いなく、セロトニン活性の高い生活を送っていたといえます。
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ひとり散歩ミーティング
有田秀穂 著
きこ書房より
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現代社会で注目されている「セロトニン」。
では、そのセロトニンを増やすにはどうしたらよいのか?
まとめサイトにありました8つの方法をご紹介いたします。
・早寝早起き
・太陽の光を浴びる
・リズミカルな運動をする(ウォーキングやヨガ、フラダンス等)
・よく噛んで食べる
・グルーミング・スキンシップ(マッサージや友人とのおしゃべり等)
・トリプトファンを含む食品を食べる
・腸内環境を整える
・上記のことを継続させる
セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質です。
セロトニンが不足すると、「疲れやすい」「ぼーっとする」「やる気が起きない」「集中力がない」「怒りっぽくなる」「ストレスが溜まりやすい」「依存症になりやすい」など、体と心の両面に様々な影響を及ぼします。
時に立ち止まり、自分の体や心の状態を客観的に見て、ドーパミンとセロトニンをうまいこと活用していくことが大切ですね♪
※魂が震える話より
Facebookページよりシェアさせて頂きました。
押忍!
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