プロフィール

2018年7月2日月曜日

否定、批判をするなら代替え案をだせ

【代替案を出さない人は嫌われる】



斎藤一人さんの心に響く言葉より…


よく、会社の企画会議なんかで「これは売れるぞ」と思って発表すると、ちゃんと数字を見たのかとか、こういう理由で売れないってことをあれこれ言う人がいるでしょ。

私が本を出すときも、やっぱり売れない理由を言ってくる人がいるんだよね。

そうすると、私はこう返すんです。


「売れない方法を知ってるんだったら、売れる方法もわかるよね?」

そうすると、たいてい相手は黙ります(笑)。

これじゃダメだって言うんだったら、もっといい意見があるんだよねって。

私の意見を否定するんだったら、もっといい意見がなきゃ。


まさか代替案もないのに、人の意見だけ否定してるわけじゃないよなって。

否定するのはいいけど、だったらコレやったほうがいいよって代替案を出すのが愛だよ。

あのね、ダメなことを話し合ったって、1円にもならないんです。

1つも余分に売れないんだよ。

わかるかい。


子どもからおもちゃ取り上げるんだったら、代わりにもっといいものあげないとね。

代わりも出さないで否定するのはおかしいんです。

だって、私はこれを最高だと思って売り出そうとしてるの。

それを否定するんだったら、こうやると売れるよっていう改善案がなきゃ。

それを出してくれれば、私だって納得するよ。

嫌われる人っていうのはね、人の意見をつぶすけど、代替案を出さないからなんです。


だけど、会社の上司に「じゃあ、代替案を出してくれますか?」とか言いづらい。

そういう場合は、自分が社長になっちゃうしかないよね。

自分が社長を目指して、いちばん偉くなればいいんです。


『斎藤一人 俺の人生』マキノ出版




人の意見をつぶすだけつぶして、自分では全く意見を出さない人がいる。

まさに、人の足を引っ張って、現状維持の姿勢を貫く人だ。

現状維持の姿勢の人は、どんどん退歩してしまう。

なぜなら自分が変わらないでじっとしている間に、時代やまわりがどんどん変化してしまうからだ。


自分では組織や会社を守るために、厳しい意見を言っているように思っているのかもしれないが、行動としては、現状を維持し、変化しないために動いている。

代替案を出さないで、人の意見を潰すだけの人には、未来は感じられない。

だから、嫌われる。


代替案なしの批判や批評は誰でもできる。

言いっぱなしでいいからだ。

しかし、代替案は、つねに主体的に動いている人でなければ持つことはできない。

人のせいにするクセのある人は、責任をとらない、当事者意識のない人。


人の意見を批判だけするのではなく…

どんなときも、代替案を出せる人でありたい。



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