プロフィール

2016年1月14日木曜日

大山倍達総裁のお言葉

ある日の会館朝礼にて、


「君たちぃー、

いまから言うことをよーく、おぼえておきなさい!



[良いことは他人(ひと)のせい、

悪いことは自分のせいにするのよぉ!]



自分がたてた手柄はな、

他人(ひと)がやりました、とすんなりと手柄を譲る、

自分がやりました、と絶対に言うなよ!



それとは逆にな、

他人(ひと)がおかしてしまった悪事、悪いことはな、

すべて自分がやりました、と自分のせいにする!

それが漢(おとこ)の生き方や!



昔な、戦後のドサクサの時にな、

ある親分がいた、

その親分はな、子分がしでかした悪事、罪をな、

じぇんぶ(全部)、自分がやりました、

子分はなにも悪くありません、

責任はすべて自分にあります、と言ってな、


刑務所に長ーく入った親分がいたのよぉ!


そういう生き方こそ、

漢(おとこ)の中の漢(おとこ)や!



その後な、
その親分の組織は、でぇーかく(大きく)なったのよぉーーー!



と、いうことでな、

君たち、


[良いことは、他人(ひと)のせいにする。

悪いことは、自分のせいにする。]


よーく、おぼえておきなさい!



どちらかと、いうとね、

陽徳は罪になります。

陰徳を積むのよぉーー



わかったぁーーー 」




極真 初代 大山倍達総裁



***
「このシリーズ、あくまでも、
わたし石黒が第十九期生として内弟子修行した三年間当時の、
拙い記憶、日記、メモをもとに書かせて頂いております。

強烈猛烈な師匠への憧れ、 尊敬、
何度でも何度でも、繰り返し繰り返し、同じお話をされる総裁。

その強烈なインパクトで、今もって総裁のお言葉が頭に耳にこびり付いております。

その辺りを御理解して読んで頂けると非常に幸いであります。

内弟子諸先輩後輩の皆様方、また優秀な極真会館、師範、先生、先輩、後輩の皆様方がおられる中、
誠に僭越では御座いますがあえて書かさせて頂いております、御理解の程をどうか宜しくお願い申し上げます。

いつも本当にお世話になりありがとうございます。

今後とも御指導御鞭撻の程を宜しくお願い致します。」

押忍!

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