プロフィール

2016年7月4日月曜日

絶望のどん底、真っ暗闇の
 どん底まで落ちてしまって、
 そこからドーンと足を突いて
 飛び上がらないことには
 光のほうに行けない。

 温室栽培の、24時間人工の光線に
 照らされているところにいて、
 そこに一条の光が雲間から差してきたとしても、
 それを光明と感じて感激することはありません。

 真っ暗闇のなかで、
 爪から血が滲むようにして希望を探している。

 そこへ窓から一筋の光が差してくるから、
 それを光明と感じて、人は感動するのです。

             五木寛之


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押忍!

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