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2017年7月10日月曜日

人に喜ばれる幸せに気付いてしまったら…

【天国度100とは】


小林正観さんの心に響く言葉より…


天国度100というのは、自分がいかに恵まれていて、自分がどれほど幸せな日々を生きているか、ということ。

人生をどれだけ楽しんでいるか、ということ。

そこに気がついたら天国度が100になります。


不平・不満、愚痴、泣き言、悪口、文句が無くなったら天国度が100。

天国度が50というのは、50%の現象は受け入れているけれど、残り50%は気に入らない、と言っていること。

天国度30の人の場合は、30%は受け入れているけれども、70%は気に入らない状態です。


天国度がマイナス10の人がいる。

ありとあらゆることが気に入らなくて、さらにこの100の気に入らないことのうち、十分の一は憎しみになっていることを言います。

天国度マイナス10を地獄度10といいます(私が名付けました)。


恨み憎しみというのが継続状態で続いている状態を地獄度と名付けました。

地獄度100の状態は、人を恨んだり憎んだりというのをさらに突き抜けてしまいます。

それはどういう状態かというと、孤独地獄。

話し相手がいない。

友人がいない。

仲間が誰もいない状態。

孤独がいちばん奥にある、最高に悲しくて辛い状態です。


では、地獄度100の状態がわかったら、今度はそれの180度対極にある、天国度100の状態が想像できるでしょう。

もう一度言います。

「良き仲間に囲まれていること」。

良き仲間とは、同じ方向を向いていて、同じ価値観で生きている人のこと。

同じ話題を笑顔で話せる人を良き仲間といいます。


私たちの場合は、「喜ばれるように生きている人」のこと。

その前段階で、「不平不満」を口にせず、「感謝」をいつもしている人のこと。


年収何億ももらっている、大会社の社長がいるとしましょう。

その人が幸せかどうかは、この人に良い友人がいるかどうか、です。


天国度100の状態とは、良き仲間と共に、同じ方向を目指して歩んでいられること。

それは成功哲学とか、自己啓発とは違います。

達成目標、努力目標というのは、自分だけの問題であって、それはもしかすると、いい仲間がいないので、寂しいからそこを目指しているのかもしれません。

天国度が100というのは、同じ方向を向いている同じ価値観の仲間に囲まれて生きていることです。


『「人生を楽しむ」ための30法則』講談社




良き仲間には、もちろん、家族や会社の仲間もはいる。

家族にしても、会社にしても、同じ方向、同じ価値観の人たちばかりなら、毎日和気あいあいと、なごやかで、笑いが絶えない場となる。


京セラの稲盛和夫氏に、人生の方程式という言葉ある。

人生(人生・仕事の結果)=考え方×熱意×能力


「考え方」とは、方向性のことだ。

たとえば、札幌に行こうと思っているのに、博多行きの新幹線や飛行機に乗ってしまったら、熱意や能力があればあるほど、どんどん違う方向に行ってしまう。

他人を喜ばせることをせず、自分の得になることばかり考えていたら人は皆離れていく。


天国度100の生き方をめざしたい。



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押忍!

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