斎藤一人さんの心に響く言葉より…
みんなが一人さんに会ったとき、味方したくなっちゃうような生きかた…それって、会った人だけが得するようなもんじゃないよ。
一人さんもハッピーで、会った人もしあわせになっちゃう、そんな生き方だよね。
人に嫌味を言ったり、憎まれ口をたたいていたら、味方になってくれる人はいないよ。
だけど、あなたがナメられていたり、みんなの犠牲になるような生きかたをしていたら、誰か喜ぶ人でもいるんだろうか。
一人さんの場合、仲間がそんなふうに生きてたら、オレは黙ってられない性質なんだよ、ぜんぜん嫌いなの。
神もそうだよ、きっと喜ばない。
喜ばなかったら、「この人の味方をしよう」とは思えないよ。
だから、神までもが味方したくなるような人になるんだ…って、言ったとき、神が「この人だ」と思ってくれるような生き方をすることだよな。
そいういう生きかたって、なんだろう。
答えは一個だけじゃない。
人間って、それぞれ解釈の違いがあるんだよ。
わかるかな?
オレは、自由で、楽しくて、ひとに愛されて、というのが、最高の生きかただと思ってる。
神が味方する生きかたは、キリストみたいな生きかただと思っている人もいて、それはそれで正しいの。
だけどオレはオレが正しいと思ってるんだよ。
そして、女は女でしあわせになり、男は男でしあわせになり。
オレは相当言いたいこと、言ってるけど、一人さんの話が大好きだっていう人がいるんだよな。
全員から好かれようと思って、言いたいことの8割も言わない人、いっぱいいるけど、だからって、オレより好かれてるワケじゃないよな(笑)。
じゃ、言いたいことを言えば好かれるんですか?って。
言いたいことを言って嫌われる人、いっぱいいるよな。
簡単に言うと、人間って、自分の地を出して、好かれる人間になることだよな。
地を出して嫌われるんだったら、そろそろ自分の変えどきだよな。
地を出して好かれる人間になるために、オレたち生まれてきてるんだよ。
今日も明日も、オレも地を出していっしょ懸命、しゃべっても、やっぱし、「一人さんの話、聞きたい」って言われるようになることが、オレの目標で。
『人生に成功したい人が読む本』PHP研究所
ある人が、仕事から家に帰ってくると、どんなに疲れていても明るい声で、「ただいま!今日も父ちゃん仕事楽しかったよ!」と言っていたそうだ。
それが、「大人になるのは楽しそう」とか「仕事って面白いかも」と思ってもらえるとおもっていたからだ。
しかし、あるとき、仕事上のトラブルがあり、本当に疲れはて、元気なく帰ってきたところ、子どもが「いつもと違う、こんな父ちゃん嫌いだ」と言ったという。
彼はそれを聞いて反省し、次からはどんなに疲れていても明るい声で元気よく「ただいま!」と言うことにしたと聞いた。
どんなに疲れていようと、無理して明るい声を出すのもいいかもしれない。
ポジティブな姿勢も必要かもしれない。
しかし、本当は、自分の本音を出しても、弱みを見せても、子どもに「仕事って面白そう」「大人っていいなぁ」と思ってもらえるのが最高の人物だ。
「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」
これは、良寛さんの辞世の句と言われているもの。
表だけではなく、裏も見せてもなお、あまりある魅力のある人。
地を出しても好かれる人間になりたい。
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押忍
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