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2012年10月3日水曜日

PTA常任理事会

本日、午前中に息子のPTAの常任理事会に出席してきました。


さて、色々と話を聞き、また、ワシなりの意見も言わせて頂いてきた訳ですが、
本当に色々な事を考えさせられてしまいましたね。


どこから書いてよいのかよく分かりませんが、

一つ言える事は、

「親」が子供にしてあげられる事は、

まず、「親」、という漢字が文字通り示す様に、

「立」つ、「木」の陰から、しっかりと子供を「見」守る、
というスタンスを崩してはならない!、ということではないでしょうか。


断っておきますが、「子供は決して親の所有物ではありません!」


子供も人間としてこの世に生を受けてきた限り、

誰の所有物でもない、立派な独立した「ひとりの人間」なのですからね!


しかし、他の動物と違って人間は一人で生きていける様(成人して働ける様に、)になるまでは、

親や学校の管理下におかれなければ、

生きていく事が出来ないのです!(当たり前の事です。単純に考えて、親が飯を食わせなければ子供は死んでしまいますものね!)


しかし、いくら、成人するまで管理下に置くと言っても、

先ほどから述べている様に「所有物」では絶対にないのです!


子供に付きっきり、子供の世話をなんでも全部してあげる、

なんて事は結果として、子供を不幸にする事が目に見えていることではないですか!



考えてみて下さい.......


自分の子供が不慮の事故や病気で、

親(我々)よりも早く死ななければ、
間違いなく、

我々、親の方が先に死んでいくのが地球、宇宙の法則ですよね!


それが正しい順番というものですよね!



と、いう事はですよ.....

子供の教育の究極の目的は、

我々、親が死んだ後に、

いかに子供達が立派に、そして、堂々とこの世の中を生き抜いていける、知恵、力を残してあげられるか、どうかに全てがかかっているのだと思うのです。


お金やモノ、家屋や土地、を残してあげたって、

子供は不幸になるだけだと思うのです!(この発言は究極ですよ、勘違いしないで下さいね!)(勿論、生き抜く知恵と財産、両方を残してあげられればいう事はありませんかもしれません、しかし、多額の遺産が残ったが為に兄弟や家族が滅茶苦茶になる例は非常に多いですからね!)



物質(お金など)はいつか無くなってしまいます。


それよりも、その物質(お金)をいくらでも、作り出す事が出来る、知恵を与え、信用を与え、教育を与え、

そう、自分一人の頭で考える力を与えてあげるのが一番なのではないのでしょうか!


そういった結果、

子供に付きっきり、や、子供の事を全てやってあげることは、

結果として、子供が一人で生き抜く力を奪い取ってしまっていることになると思うのです。



この事は、親と子供の関係だけでなく、

学校の先生と子供達にも共通して言える事ではないのでしょうか?


先生だって、漢字を分解すれば、

ただ、「先に生まれた」、というレベルの話しです!


「先に生まれた」、人間の努めとして、

子供達にその先に経験した事を伝える、

ただそれだけの事だと思うのです。


長々と書いてしまいましたが、

皆様はいかがお感じになられるでしょうか.........................?



押忍! 石黒康之

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