北海道から就職のために
上京し、ルイ・ヴィトンに
勤め始めた鈴木比砂江さん。
入社後、僅か3年にして
トップセラーの登り詰めた秘訣とは──。
────────[今日の注目の人]───
★ まずは自分がお客様になってみる ★
鈴木 比砂子(ビジューライフ社長)
※『致知』2016年8月号【最新号】
※連載「第一線で活躍する女性」P78
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最初の成績は70名いる
店舗で65番でした。
正直、3か月目くらいで
やめようかとも思いました。
でも、せっかく自分自身が
選択してこの会社を選んだのだから、
とにかくいまできることを
やってみようと思い直しました。
──それで、どうされましたか。
まず自分がお客様に
なってみようと思い、
よそのいろんなお店で
徹底的に接客を受けてみる
ことにしたんです。
自宅から近かった新宿には
休みの度に行って、大体20か所
くらいで接客を受けました。
思わず買ってしまう経験も
いっぱいしましたけど、
最初の頃は買った理由が
全然分からなくて、
なぜだろうと振り返っているうちに、
考える癖が少しずつついてきました。
大体100回接客を受けたあたりから、
こういう声掛けを
されたから買ったんだな、
というのが見えてきましたね。
──ご自身の接客には、
それをどのように生かされましたか。
接客を受けて気づいたことは
すぐ携帯にメモして、今週は
これをやってみようと
思ったものを手帳に書いて実践しました。
最初に気づいたポイントが、
お客様の話を聞くという
とてもシンプルなことでした。
伝えるよりも聞くことが大事なんだな、
この一か月は売れなくて
もいいから聞こうと。
そうしたら、こちらから商品のよさを
くどくどご説明しなくても
売れるようになったんですよ。
話を聞いてもらえて
心を開かれたお客様は、
こちらを信頼してくださる
ことに気づきました。
そういう気づきと実践を積み重ねて、
5、6か月目くらいから
売り上げがどんどん上がって、
最終的にはトップに
なることができたんです。
たぶん私、センスがなかったから
いまがあると思うんです。
うまくできなかったから、
他店でたくさん観察して、自分なりの
ポイントを見つけて実践していきました。
だからいま、体験を交えて
言葉でお伝えできるんですね。
致知出版社様メルマガよりシェアさせて頂きました。
押忍!
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