エクスポネンシャルジャパン共同代表、齋藤和紀氏の心に響く言葉より…
歴史を見れば明らかなように、いかなるテクノロジーも代替テクノロジーによって置き換えられていきます。
材料が置き換えられるのか、それとも、システム全体として違う形になるのか、未来は誰にもわかりません。
私たちが手にするテクノロジー、とくに情報テクノロジーは今この瞬間も大きな進化を続けています。
この連綿と続く一連の進化が人類の生活も大きく変えてきました。
進化のスピードがこれほどわかりやすく顕在化する産業革命の前まで、人間の寿命は40歳そこそこでした。
ほんの250年前のことでそれほど昔の話ではありません。
しかし、18世紀後半にイギリスから始まった産業革命によって一部の国が一気に先進化し、そこから200年弱で人類の寿命は2倍近くに延びました。
テクノロジーがもたらしたのは寿命の延長だけではありません。
手のひらに収まるデバイスから、地球の裏側の情報にも簡単にアクセスできるようになりました。
そして、私たちは今、テクノロジーの進化が「さらに加速している」のを感じているのです。
今後、多くの仕事が人工知能やロボットに置き換えられていくのは、まず間違いないでしょう。
テクノロジーが私たちの仕事を大きく変えてきたのは今に始まったことではありません。
かつて、テクノロジーは電話交換手という職業を生み、そして廃業に追いやりました。
同じ職場のなかでも、そろばんを持ち歩いて伝票の合計チェックにいそしんだ昔の公認会計士と、海外のデータセンターを活用し人工知能をフル活用して企業データを分析する今の公認会計士はもはや同じ職場ということはできないでしょう。
これから先の短期間で、電話交換手に起きた変化、公認会計士に起きた変化と同じことがいくつも起きることは予測に難(かた)くありません。
これから起きる人間の仕事の置き換えは、私たちの全く予想もしなかった形で表れる可能性があります。
人工知能が直接人間の仕事に置き替わってしまうというよりも、テクノロジー進化の複合的な帰結として、今ある仕事は間接的に「蒸発していく」という表現が、より正確に状況を表すと思われます。
『エクスポネンシャル思考』大和書房
エクスポネンシャルとは、直訳すると「指数関数的」と言う意味。
「ムーアの法則」という経験則で定義された進化速度を、はるかに上回る幾何級数的変化のことを指す。
齋藤和紀氏 は、「エクスポネンシャル思考」とは、世界をひっくり返すような、ぶっ飛んだアイデアを出すことだという。
そして、「世界を変えるようなイノベーティブなアイデアは、テクノロジーとテクノロジーの交差点で生まれる」、と語る。
レイ・カーツワイル博士は、少なくとも2045年までには、人間と人工知能の能力が逆転するシンギュラリティ(技術特異点)に到達すると言っている。
それが起こるかどうかは別にして、それほどテクノロジーの進化のスピードは、我々の想像をはるかに超えて速いのだということ。
大変化の時代を生き残るため…
エクスポネンシャル思考を身につけたい。
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