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2018年8月6日月曜日

ものごとの本質

「元をただせばただの木」というお話です。


あるとき、一休さんが言いました。

「悟ってみれば 仏も下駄も 同じ木の片である」

これはどういう意味かといいますと、

仏像も、下駄も、元をただせばただの木です。

物事の本質を見ていきましょうということですね。

大事なことは、

「仏像も下駄と一緒か」

ではなく、

「下駄も仏像と同じように大切にしていこう♪」です。

仏像ばかり崇めていて、普段お世話になっている下駄をないがしろにしてはいけないよ!

と教えてくれているように思います。

物事の本質を見ていくと、ハッとする気付きがあります。

四つ葉のクローバーを一生懸命探すあまり、近くにある三つ葉のクローバーを踏みにじっていないでしょうか。

自分が誰かに褒められたとき、褒められなかった人の気持ちを考えた発言や行動をしているか。

勝負に勝って喜びを爆発させるのも良いけど、その裏には負けた相手が涙を流していることを忘れていないか。

遠くの国の貧しい人の支援もしたいけれど、そのまえに身近な家族を幸せにしようと努めているか。

稼ぐことは大切だけど、それよりも喜ばれているかどうか。

物事の本質は、至ってシンプルです。

「我」をなくしたところに「本質」が隠れています。

自分自身で「我」ばかりを見ていると、「本質」は見えません。

我が儘にならないよう、気を付けていきたいですね♪



※魂が震える話より


シェアさせて頂きました。



押忍!

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