日本一のお金持ち"斎藤一人"さんと、歌舞伎町のカリスマホスト"信長"さんの対談本から、「怒りっぽい人の対処法」をご紹介させていただきます。
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〈信長〉 瞬間湯沸かし器のようにすぐカッカしてしまう若い人には、どう言ったらいいですか?
〈一人〉 すぐ怒っちゃう人は、怒る前からすでに99℃まで熱くなっているの。
ちょっと言ったらすぐに沸点まで達してしまう。
要するに、最初から機嫌が悪いの。
そういう人って、口うるさい親とかに育てられてきているから、不満が溜まっているんだよ。
でもね、その本人は、99℃の自分をなんとか保ちながら、やっとのことで生きているんだよ。
〈信長〉 なるほど。では、イラッとしている人と仲良くやる方法ってありますか?
〈一人〉 ないね。
〈信長〉 では、そんな相手からは遠ざかるのが一番?
〈一人〉 そうだね。なぜかと言うと、嫌な人から遠ざかってあげると、本人が気づくから。
だから、これも愛なんだよ。
それなのに、そんな嫌な人のいいところを見つけてあげようとか言っているから、直らないんだよ。
本当の愛は、「お前、こんなことをしていたら、嫌われるぞ!」って言ってあげることなんだよ。
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斎藤一人 人間力
信長 著
信長出版
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人間には「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)」という3つの煩悩があるそうです。
三毒とも呼ばれていますが、
「貪」はむさぼりの心で、なんでもかんでも自分のものにしたいという欲望。
「瞋」は怒りの心で、イライラした状態。
「癡」は無知の状態。
もちろん、修行を積んだお坊さんでさえ、煩悩を抑えるのは大変だと聞きます。
ただ、三毒の煩悩はなくならないものとして、正しくつき合い、なるべくそれら煩悩に操られないように自分を律することが大切です。
そして、周りの人も完璧な人なんていません。
そういう人と、多かれ少なかれ出会うのが人生。
そんなとき、上記のお話を思い出し「愛」のある行動を心掛けたいものです。
怒っている人に、怒って言い聞かせても無駄に終わります。
でも、注意は怒らなくてもできるので、「お前のそういうところ、直したほうがいいよ」というメッセージを伝える必要があります。
嫌な人から遠ざかって気づかせるもの「愛」
うるさいと思われるかもしれないけど、きちんと注意できるのも「愛」
もちろん、頑張りを認めてほめるのも「愛」
愛のある言葉を投げかけていきたいですね♪
※魂が震える話より
シェアさせていただきました。
押忍!
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