「人生の成功者になるには」
斉藤一人さんの心に響く言葉より…
なにか一つ問題が起きたとき、多くの人は「なぜ、こんな問題が起きたんだろう」と考えます。
理詰めで考えると、いろいろな原因が思い当たるでしょう。
でも、魂的な視点からいうと、自分で起きる問題は「自分の感謝のなさ」を教えてくれるものとして出てきています。
だから、上司が自分にいやがらせをするのだとしたら、いやがらせをしない同僚やなんかに感謝が足りなかったのです。
感謝の反対は「当たり前」。
同僚たちがいやがらせをしないのは当たり前だと思っていた。
ということは、感謝を知らないのです。
だから、病気になったのだとしたら、からだに感謝することを知らなかったんです。
それの「気づき」のために、どこかからだの具合が悪くなる。
それに気づき、他の具合が悪くないところ一つひとつに感謝すればいいのです。
必要な治療を受けながら、感謝すればいい。
そうやって、問題のないところに感謝して、感謝して、最後に問題そのものにまで感謝できたとき、その問題は消滅するようになっています。
この世は、そういう仕組みになっています。
ということは、問題が起きたとき、「これは自分が感謝を知らなくて起きたんだ」と思い、最初から問題そのものに感謝するのが、一番いいですね。
でも、最初から問題そのものに感謝するという流れには行かないものなのです。
だから、最初は問題を起こしていない周りに感謝から始めるのです。
周りへの感謝から始めると、やがて、その問題にも感謝できるようになります。
そして、魂が上にあがります。
この世で人生の成功者になるには、ただ一点、感謝です。
逆をいうと、「当たり前」といった瞬間から、不幸が始まる。
会社に行っても、そうですよ。
給料日に、当然という顔をして給料をもらっている人もいるけれど、社長さんに、「ありがとうございます」「感謝しています」って、いってごらん。
この一言をいえるか否かで、人生、えらく違ってきます。
◇『運命は変えられる』KKロングセラーズ
ケガをして右足を骨折した人は、「なぜあの時、骨折したのか」と悔やんだり、反省したりする。
しかし、斎藤一人さんは、そうではなく、骨折した右足より、ちゃんと動く左足や、手や、口や耳といった、他の身体の部分に感謝する方が先だという。
その感謝を身体の各部分ずっとやっていくと、最後はそれを気づかせてくれた骨折した右足にも感謝することができるようになる。
これは、城野宏先生が、脳力開発という考え方の中でいつも出す事例と同じだ。
例えば、「浅草で、大火事があった」、と新聞に載ると、多くの人は、「それは大変だ」、となる。
しかし、脳力開発的に考えるなら、浅草以外は無事だった、と考えることができる。
人は、目立つ方や、声の大きい方にどうしても目がいく。
しかし、新聞やマスコミの報道などがそうだが、目立つ方は少数部分なのだ。
目立たない部分の方が圧倒的多数。
当たり前のこと、普段気が付かずに正常に動いていることは、目立たない。
目立たない当たり前の幸せに、感謝できる人でありたい。
※【人の心に灯をともす】より
シェアさせていただきました。
押忍
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