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2018年11月26日月曜日

習慣の力

【習慣が10割】

習慣形成コンサルタント、吉井雅之氏の心に響く言葉より…

「何かを続ける」という習慣がいったん身につけば、それはあなたにとって大きな武器になります。

その「何か」が「仕事」になっても、「勉強」になっても、「ダイエット」になっても、やることは同じだからです。

「目標を達成するために何をやるか」を自分で決めて、それをひたすらコツコツと続ける。

ただそれだけのことです。

習慣を作り上げる方法は、あなたが思っている以上にとてもシンプルなのです。

習慣とは、言い換えれば「自分との約束を守ること」です。

営業マンなら「毎日電話を10本かける」というのは、別に誰かと約束したわけではありません。

約束した相手は、自分自身です。

そして、彼はそのその約束を守りました。

だから人生が大きく変わったのです。

ここで重要なのは、約束の内容を「自分で決める」ということです。

意外に思うかもしれませんが、多くの人は物事を自分で決めていません。

頭では何となく「もっと頑張ろう」「もっと努力しなくては」と考えていても、「そのために何をするのか」は決めていないことがほとんどです。

だから結局、具体的な日々の行動は何も変わらず、習慣も身につきません。

ほとんどの人は、「習慣が続かない」と思っています。

でも、それは正しくありません。

「自分で決める」という大事なステップを飛ばしているから、「習慣が始まらない」だけです。

これは裏を返すと、自分で決めさえすれば、どんな習慣でも作り出せるということ。

今まで習慣が身につかず悩んでいる人にとって、これは朗報ではないでしょうか。

自分で決めるのですから、誰の指図も受けません。

自分の意思で「これをやる!」と決めて、自由に人生を作り上げていけるんです。

そう考えると、ちょっと楽しくなってきませんか?

習慣を作り出す方法を知っていれば、人生のどんな場面でも、そのスキルを応用できます。

習慣は、あなたを支える一生の財産になるのです。

ところがほとんどの人は、「習慣を身につけたくらいで、人生が変わるはずがない」と思っています。

それは、とても残念なことです。

習慣は、未来を作るための最高の手段です。

自分が思い描いた未来を手に入れる方法があるのに、それを実行せずに人生を過ごすとしたら、これほどもったいないことはありません。

たとえば、「嫌な上司」はこの世に存在しません。

存在するのは、「上司を嫌だと思っている自分」だけ。

要するに、すべては自分が決めていることなのです。

事実は1つだが、とらえ方は100通りある。

これが真理です。

この捉え方も、習慣の1つです。

「こんな時は、こう考える」という思考習慣が積み重なって、自分という人間を作り上げています。

だから習慣さえ変えれば、「不景気だからチャンスだ」と思える自分も、「あの上司にもいいところがある」と思える自分も、作ることができるということです。

習慣を味方につければ、他人や環境に左右されずに自分の人生を歩んでいくことができます。

習慣は、資格や教養をはるかに超える強力な武器になることを、ぜひ知ってもらいたいと思います。

『習慣が10割』すばる舎

『鍵山秀三郎氏は、平凡なことでも長く継続していくことによって、それが大きな力となり、やがては「非凡」の域に達する、と言いい、「十年偉大なり、二十年畏(おそ)るべし、三十年歴史なる」とも言っていた』(幸せになる生き方、働き方)より

習慣の力は偉大だ。

凡人が遠くまでいけるたった一つの方法が、善き習慣を長く続けること。

飛びぬけた才能がない者であっても、何かをコツコツ10年、20年、30年と続けることができれば、誰もマネができなくなる。

「本物は続く、続けると本物になる」という、東井義雄先生の言葉がある。

長く続く善き習慣を身につけ、本物に近づきたい。


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押忍

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