小林正観さんの心に響く言葉より…
《相手に気に入られるように努力をし続けるより、エネルギーを自分に向け、おもしろい「人格者」になれば、相手が向うから近づいてくる》
恋愛の話になると、「いつも片思い」だとか、「なかなか相手ができない」という人がいます。
そういう人は、「スポーツマンが好き」と言われたら、ひたすらスポーツをしたり、「青が好き」と言われたら、タンスの中の服が青ばかりになったりと、特定の相手や異性に気に入られるようにだけ努力をしているように見えます。
その努力は相手ではなく自分に向けたほうがいいのではないでしょうか。
三角形を頭に思い描いてみてください。
底辺の真ん中に自分がいて、近寄りがたい異性が右の角にいるとします。
そのときは、エネルギーを右に向けるのではなく、自分をさらに上のレベルに押し上げる方向で働かせてみましょう。
そうすると、自分はレベルの高い「人格者」になり、三角形の底辺から真ん中くらいまで垂直に上がっていきます。
そこで水平方向の右側を見れば、自分と同じくらいの「人格者」が三角形の右辺上のすぐ近くに存在する。
つまり、相手が向うから近づいてくるということです。
特定の誰かを追いかけるのでなく、つねに自分を高めるようにしましょう。
そうすれば、「追いかける人」から「追いかけられる人」に変わります。
『心を軽くする言葉』イースト・プレス
経営の本質は、「追いかけられる」ような商品やサービスをつくること。
お客様がどうしても欲しくてしかたがないと、向うから店やその人に会いにやってくるような、本質的に質の高い魅力的な商品やサービスをつくり上げること。
人も同じで、自分を磨き上げ、魅力的で面白い人格をつくり上げること。
魅力的で面白ければ、その人のまわりには自然と人が集まる。
そして、それをさりげなく、そっと知らせるのが、現代のSNSの役割。
大量に集客しようと、店を改装して、たくさんの広告を打ったところで、当初は人は集まるが、中身がなければ人はサーッと引いて行く。
自分を高め人格者に近づけば三角形の頂点にも近づける。
面白い人格者を目指したい。
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シェアさせていただきました。
押忍
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