幻冬舎編集者、箕輪厚介氏の心に響く言葉より…
《こっちの世界に来て、革命を起こそう》
今、若者はチャンスだ。
これまでのルールとシステムが通用しなくなっている。
古い世代にはわけの分からない変化が今まさに起こり始めている。
ワクワクする未来が迫っている。
この波に乗ろう。
自分たちの手で、世界の輪郭に触れ、自由で新しい秩序を作り直そう。
おっさんの言うことはすべて聞かなくていい。
その代わり、誰よりも動け。
語る前に手を動かせ。
語りながらでもいいから手を動かせ。
能書きじゃなく数字やプロジェクトで示せ。
何をやりたいか、何をやっているか、明確に答えらえる人間であれ。
狂え。
生半可な人間が何も成し遂げられないのは、いつの時代も変わらない。
絶望を感じながら、それでも信じて走り抜け。
守るより、攻めろ。
そのほうがきっと楽しい。
こっちの世界に来て、革命を起こそう。
『死ぬこと以外かすり傷』マガジンハウス
箕輪氏は本書の中でこう語る。
『ビジネス書を読んでも意味がないとか講演会なんかに行く暇があったら仕事をしろという声を聞いたときに反論する。
「実際に手を動かすほうが価値はあるが、これからの世の中がどこに向かうのかを知っているということも極めて重要だ」と。
特に、ここ最近はそれが顕著になっている。
「知っている」と「知らない」の間にとてつもなく太い川が流れているのだ。
恵まれたこの国に生まれながら、スマホという世界中の情報を知ることができるツールを持っていながら、「意識高い系」などと他人を揶揄し、知ることすら敬遠する愚かな者になってはいけない。
スマホゲームで人生を消費するな。
知っているということが、いずれ必ず武器になる。
分断された世の中だからこそ、情報を浴び、知を獲得しろ。
意識くらい、高く持て。』
箕輪氏は、「たった一人の熱狂」(見城徹)、「多動力」(堀江貴文)、「お金2.0」(佐藤航陽)、「日本再興戦略」(落合陽一)、「人生の勝算」(前田裕二)などの本を編集した。
閑吟集という500年前につくられた歌謡集がある。
その中の一節に、
「くすむ人は見られぬ
夢の夢の夢の世を
うつつ顔して
何せうぞ
くすんで
一期は夢よ
ただ狂へ」
まじめくさったような奴は見ていられない。
まるで、夢の夢のようなこの世の中を、一人わかったような顔をして。
わざとらしく、まじめくさってみたところで、それが何になる。
所詮(しょせん)、人生は夢よ。
ただ、面白おかしく、狂って生きろ。
「これからの世の中がどこに向かうのかを知る」
ワクワクする未来に向かって、行動を開始したい。
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