金川顕教氏の心に響く言葉より…
「一日一冊ビジネス書を読んでいます」という人や、「映画を年間100本見ています」という人、「毎週、セミナーを聴きに行っています」という人がいます。
こうした行動は、すべてインプットです。
そして所詮忘れてしまうことなので、僕に言わせれば、ゼロプット。
ですからこんなことをしている人の話を聞くと、「だから何?」となります。
インプットなんて仮想世界にあるようなもの。
学んでいると勘違いしているだけで、一つも身についていません。
いくら読んだり、聞いたりしても、忘れてしまって後には残りません。
例えば不動産の優良物件があったとします。
「ここのマンションはおすすめです」という文章を読んだとしても、まったくほしくはなりませんん。
内装の写真を見たってそこまで興味は持てません。
でも実際に現場にまで行き、部屋の中を歩いて動線をたしかめたり、クローゼットを開いたりして、使い心地を判断すると、人はほしくなるものです。
服だって同じです。
ネットで「いいな」と思う服を見つけても、実際に着て、体を動かして着心地を確認しなければ、その服の良さはわかりません。
「行動」をすることで、人ははじめて「これ、いい」とか、「この家に住みたい」という感情が湧いてくるのです。
読書も仮想世界の中にあるようなものなので、ただのインプットで終わらせず、現実世界でアウトプットすることが大切です。
つまり、「本を100冊読みました」「偉いですね」でもありませんし、10冊の本を読んで終わる人よりも、1冊の本をしっかり読んで、しっかりアウトプットした人のほうが、はるかに身につくわけです。
本を1冊読みたいと思うなら、アウトプット先を前もって決めておくと効果的です。
例えば、アマゾンレビューを書く、日記にあらすじを書く、アイデアを書き出す、TODOリストを作る、メモ帳に思いついたことを書く…などなど、こうしたアウトプットを目的に本を読むという逆の発想をするのです。
たったこれだけのことで読書の成果は変わります。
1時間かけて、1冊の本を読んだだけでは、その1時間は、ただのゼロプットの時間です。
でも5分、10分、アウトプットの時間を取ることを前提に行えば、アウトプットの時間は、1万時間にカウントされ、それが結果に結びつきます。
昔から仲がいい友人に、とても優秀な営業マンがいます。
彼は年収1億円を切ったことがなく、約5000人の社員の中でも、常に営業成績はトップです。
ちなみに彼は、話題の本のタイトルをチェックするぐらいで、本をほとんど読みません。
それなのになぜ優秀なのか。
それは、毎日、飲み会、ゴルフ・パーティと、リアルの世界で、ひたすら人と会って話をして、アウトプットをしているからです。
読書は、アウトプットするためのきっかけや、人とコミュニケーションをするためのネタにすぎません。
インプットに命をかけるヒマがあるくらいなら、行動することこそが、最速で結果を生むのです。
『仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい』
どんなに素晴らしい知識があろうと、世界を変えるようなアイデアを持っていようと、自分の頭にしまっておくだけで、世に伝わらなければそれは無いのと同じ。
つまり、すべてのことは、アウトプットされなければ存在意味はないということ。
それが、行動するということ。
日本の昔からの学校教育の弊害がそこにある。
何かを覚えてそれを再現するというシステムの繰り返しだからだ。
高校受験や大学受験がまさにそれだ。
しかし、録画や録音なら、AIのほうがよっぽど優れている。
人は、アウトプットして初めて、自ら考えるようになり、それが行動に結びつく。
読書においても、読後感や読書録を書くことを前提に本を読めば、驚くほど速読になれる。
それを続けると、書きたい箇所の文章がピンポイントで目に入ってくるようになる。
必然的に、書けない箇所は飛ばし読みできるので、速読になる。
「仕事と人生を激変させるなら」
日々、アウトプット力を磨きたい。
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