教師の使命
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教という字は人が他のお手本になって
後進を導くという意味ですから、
教師というものは言葉や技術で導くのではなくて、
まずその人の徳がその人に接するものの
手本にならなければいけません。
(第1巻『人物を修める』より)
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原因と結果
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人間には奇跡というものはありません。
奇跡などというのは研究不足、
勉強不足の者の言葉でありまして、
原因・結果というものは常にはっきりしておるのです。
悪いことをしますと、いつかは悪い結果があらわれ、
善いことをすれば善い結果があらわれる、
というのは厳粛な自然の法則であります。
したがって人間は因果律というものを大事にしなければなりません。
(第2巻『先哲講座』より)
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自己革新の根本
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「我を亡ぼす者は我なり。人、自ら亡ぼさずんば、
誰か能く之を亡ぼさん」(修身)これは非常にいい言葉です。
この一つだけでもつかみ得たなら、大したものだと思います。
自己革新は、この「われ」にある。原因も結果も、
自分自身にある。ローマを亡ぼしたのはローマです。
日本を支えているものは日本です。
健康で生き生きとした人生を送れるかどうかというのも、
自分自身にあります。
(第3巻『呻吟語を語む』より)
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国家の運命
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青少年学徒原則
(イ) 愛読書を持て。
(ロ) 偉人に私淑せよ。
(ハ) 明師良友を求めよ。
(ニ) 礼節を正しうせよ。
(ホ) 家国の為に有為の人物となれ。
各国の運命は結局その国が如何なる青少年を
持っているかに依って決するというてよい。
(第6巻『経世瑣言<総篇>』より)
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『安岡正篤活学選集』(全10巻)
安岡正篤・著
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押忍
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