【想像すらつかない「いい時代」が来る】
斎藤一人さんの心に響く言葉より…
コンピューターとか人工知能が発達したら、「自分たちの仕事がなくなるんじゃないか」とか、すごく時代が悪くなることを心配している人がいるんだけど、あなたの心配は当たらないよ。
なぜかって簡単に言うと、これまでも産業革命は何回も起きてるの。
それで、起こるたびに時代は圧倒的に良くなっているんだよ。
工場のオートメーション技術が生み出されたときも、「これからは仕事がなくなちゃうんじゃないか」って世間は大騒ぎしたんだけど、その結果、仕事が増えただけなんだよね。
では、これからどんな時代になるかというと、今度のAI時代っていうのは想像すらつかないの。
ただ、ものすごく良くなることは確か。
今の仕事がなくなっても、新しい仕事が増えるだけ。
もし増えなかったらどうなるかというと、みんなが遊んで暮らせる時代が来るんです。
本当に働きたい人だけが働いて、仕事が趣味の人だけが働いて、仕事がなくなったら昔の貴族みたいに歌を作ったり、恋をしたり、そういう時代が来るから、絶対に悪い方には行かないんだよ。
もし仕事がなくなる時代が来たら、そのときは遊んで暮らせる時代になるの。
なぜかっていうと、一定数しか働かなくても、生産高が上がっちゃうってことになるから。
そうなると、今は週休2日制だけど、週休5日制になって、週に2日だけ働けばいいって時代になる。
「休みが増えたらその分、お給料は減るんじゃないですか?」って思うけど、人工知能とかのおかげで生産性は上がるから、もらえるんです。
それで、生産したものは誰かが買わないといけないの。
だからお金は配分するしかなくなっちゃうんだよね。
そうやって経済が回っていく時代が来るんです。
「今の仕事がなくなったら困る」とか「これまでのやり方が通用しなくなったら困る」とか、何かにつけて困ったことを見つけてくる人がいます。
こういう「困る論」の人は「ああなれば困る」って言って、困ることをやめられないの。
それならそれで、そう思いたい人はそう思っていればいいんです。
でも、競輪でも競馬でも、あなたの予想はずっと外れてきたんだよね。
予想が当たっていたら今頃困っていないものね。
どんなことを云おうが、何をしようが、すべての人の不安を取り除くことはできません。
不安になる人って「不安症」っていう病気みたいなものなの。
私は不安症じゃないから、時代が変わるからと言って不安にはならないんです。
逆に「チャンスだ」とか、「次は何が良くなるんだろう」って、ワクワクするんだよ。
歴史を見ても、悪くなった歴史ってないの。
愚かな人たちが戦争をするぐらいなものなの。
でもこれからは戦争もなくなるんです。
何かにつけて「政治が悪い」みたいなことを言う人がいるけど、政治もどんどん良くなります。
昔は一部の人たちが、自分たちの利益を守るために政治を行っていたけど、今は民主主義の世の中になったんです。
世の中にはいいこともたくさんあるのに、悪いことを集めてニュースにしているのは、見る人が悪いことの方を好むからなの。
どこかで誰かが殺されたとかっていう悪いニュースが嫌いなら、誰も見ないんです。
ではなぜ悪いニュースの方を好むのかっていうと、「人の不幸は蜜の味」っていて、不幸な人の話を聞くと自分はまだマシだとか、自分の幸せを実感することができるからなの。
でも本当は、他人の不幸と比べなくても、人はいくらでも幸せになれるんだよね。
今、私はまわりの人たちに「楽しい妄想」をすることを勧めてるんだけど、妄想しようが、何をしようが、「楽しく、楽しく」って言っているのは、人は楽しくなれるからなんだよ。
これからの時代はAIを使いこなせる人が大儲けする時代になります。
それで、大儲けしたらたくさん税金を払う。
それで福祉がうるおう。
どっちにしたっていいことしか起きません。
ゆっくりとそういう方向に向かっていくの。
そういう目で見てると、時代は間違いなくそっちの方向に動いているんだよ。
ロボットにしてもAIにしても、今、人手が足りているとこには、開発費をかけてまで作りません。
人手がいないとかで困っているところに開発されるんです。
それで人手が足りて、今までその仕事をしていた人の給料が半分になるかっていうとそうはならないの。
半分になったら食っていけないから。
そうなったら政治が動いて何とかなっちゃうんです。
「高齢化になって人口が減ったら大変だ」っていうけど、大変なことは起きないの。
江戸時代なんか今よりもっと人口は少なかったけど、何も問題はなかったんだよね。
国が「税金取れないから困った」って言ってるだけで、何も困ることは起きないんだよ。
そのときにはそういう政策を考えればいいだけなの。
何も困ったことは来ないんです。
「困った、困った」と言ってる人たちが、自ら「困った状態」を引き寄せているだけなの。
実際に10年後、20年後にどうなっているかっていうと、今よりいい時代になっているだけなんだよ。
昔は「20世紀の終わりには、人口の半分は餓死する」って言われていたんだけど、そうはならなかったの。
それどころか、半分はデブになっちゃったんだよね(笑)。
それを言っていた学者が、そのことに責任を取ったかっていうと取らなくて、逆にまた違う不安を煽(あお)っているんです。
人の不安を煽っているとずっと食っていくことができるから。
私のように「安心だよ」って言っている人はそれで食っていくことができないから、自分で食っていくしかないんだよね。
でも私は事業をやっても当たるんです。
なぜなら当たることをするから。
実業家は本当に当てないとダメなんだよ。
外れたらその責任を取らないといけないから。
責任を取らない人が言っていることと、責任を取る人の言っていることのどちらが正しいかは、一目瞭然だよね。
『斎藤一人AI時代が来ても「絶対必要な人」になる方法』KADOKAWA
どんな時代になろうと、「絶対必要な人」は変わらない。
それは、「人に喜ばれる人」。
その反対の、必要とされない人は、「人から嫌(きら)われる人」であり、「人に嫌(いや)がられる人」。
人に喜ばれる人でなければ、幸せで楽しい人生をおくれる人にはなれない。
幸せで楽しい人生をおくっている人は、人を楽しませたり、笑顔にさせたり、機嫌よくさせたりできる。
そういう幸せな人は、いつも、人の気持ちを明るくさせる、愛ある「いい言葉」を使っている。
いつも、上機嫌でいること。
いつも、笑っていること。
いつも、明るいこと。
いつも、子どものような好奇心を持っていること。
いつも、楽しくて、面白いことを考えていること。
『想像すらつかない「いい時代」が来る』
AI時代が来ても「絶対必要な人」になるため…
人に喜ばれる人になりたい。
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押忍
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